10 Writing Rules

個人的に普段から気をつけていることや、今回特別に決めたものまで。だらだらと書いていても誰もハッピーにならないので、1ヶ月後に読み返しても文章がシャキッとしているように、制約を設けてみた。自戒の意味も込めて。”One of the most important things about writing is to boil it down and not bore the hell out of everybody” by Robertson Davies.


  1. 本当のことを書く:カッコつけない。

  2. 同じ言葉を繰り返さない:しつこいと女の子に嫌われるらしいので、できるだけ同じ言葉は繰り返さない。似た言葉で言い換え、歯切れよく、手短に。

  3. 弱腰の言葉で逃げない:「たしかに」という言葉を使うのを避けている。意識的に避けているにも関わらず、「たしかにね」などと会話を終わらせてしまう瞬間、軽くモヤモヤした気分になる。この言葉は同調しているようでしていなかったり、意味が取れないスパイ用語だと思う。「〜してくれたらと思います」よりも、「〜してください」と頼まれたほうが気持ちがいい。脱スパイ。

  4. 曖昧なままで〆ない:できるだけその対象を文字にあぶり出す。「うれしい」「かなしい」など感情系は、とくに対象をクリアにする。なにが言いたいのかわからないものを生み出すより、自分の中で仮設を見つけてから人に意見を聞く方が、なにかと効率がいい。その後、修正すればいい。

  5. 意味が一意に取れない言葉を使わない:たとえば「デザイン」という言葉。いろんな文脈で使われた結果、誰ひとりとして同じものをイメージできていない気がする。言葉として機能していない、もしくは柔軟すぎる。そういう言葉は、特別使わないようにする。もし出くわしたら、できるだけ分解して言葉を選ぶ。

  6. タイトルは英語で書いてしまう:覚えたい言い回しなんかは、無理やりタイトルに使ってしまえばいい。というのは半分冗談で、半分本気。このブログは和文でも見栄えするように調整されてある。内容を丁寧に、ちゃんと書く。タイトルで釣った1万人に読まれるよりも、テーマで集まってくれる1人に届けばいい。あわよくば、その人が友だち1人連れて来ればいい。

  7. 硬度を気にする:硬すぎやしないか、柔らかすぎないか。誰に読んで欲しいのか、どういう流れの話なのか。文脈によって使い分けられるようにする。

  8. 引用を明記する:世の中の人間は、自分の言葉で話せる人と、人の言葉で話してしまう人の2つに分けることができるらしい。ちゃんと自分の言葉で書き、人の考えを借りている場合は、それを示す。パクっちゃいけません。

  9. 伝わる日本語を書く:デザイナーとして、ちゃんと伝わる日本語を使う。日常の些細な言葉から専門用語まで。英語を使わなくても説明のつく言葉はたくさんある。「簡単に説明できないということは、正しくそれを理解できていない」とアインシュタインは言っているので、できるだけ平易な日本語に言い換えるようにする。ルー大柴みたいにならない。

  10. といっても個人的メモの寄せ集めなので適当によろしくやる。


話し言葉でも、書き言葉でも。生活で意識することはほとんどないけれど、紡ぐ言葉が一番のインターフェイスだったりする。自分の使う言葉は大切にして、正しく扱える言葉を増やしたい。厳しく縛りすぎたかなと思いつつも、10を逃げ道に、なんとかやってみよう。